好天に誘われてそぞろ歩きに出かけました。
暖かい太陽の光を浴びていると、これでも冬かなと思ってしまうような日でした。 近所のお宅の塀沿いにはきれいな水仙が咲きかけていました。 花の少ない冬のこの時期、気品ある香りを漂わせて咲く姿は目をひきます。 ちょっとうつむき加減で控えめな表情といい、清清しい花色といい、私だけでなく日本人ならきっとだれでも好みの花に数えることでしょう。 この花はよく親しまれているだけあって、いろいろな呼び名を持っています。 雪の中でも咲くので「雪中花」 白い花弁の中の黄色を盃に見立てて「金盞銀台(キンセンギンダイ)」 ギリシャ神話では美少年ナルシサスが水に映る自分の姿に見とれてそのまま花になってしまったとか「narcissus] (参考daffodilはラッパズイセン) 水仙の 香やこぼれても 雪の上 加賀の千代女 真中の 小さき黄色の盃に 甘き香もれる水仙の花 木下利玄 水仙のような凛とした姿で美しく生まれていたら・・・・ 自分で自分に見とれることができたかもしれない。(ナルシスト) そんな体験一度でいいからしてみたいもの。 今夜夢の中ででもできないかな ?
by yassy127
| 2007-01-15 06:09
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