珍しい町の風景だ。近年こういう古めかしい場所がだんだん少なくなってきている。
世に有名なのは伊豆の下田と備中の倉敷だけだが、ここにもそれに負けないような土蔵造りの家が並んでいる。歩いている人も静かなものだし、店の奥に座っている商人の姿もまるで明治時代からその習慣を受け継いでいるような格好であった。 松本清張「花実のない森」より 国指定重要文化財「国森家住宅」18世紀後半に建てられた商家 町を歩いているといたるところに郷土民芸品の金魚提灯が飾られている。 青森の「ねぶた」をまねて竹ひごと和紙で作られたもので昔は商家のお迎え提灯だったとか。 こんなところにも・・・(佐川醤油蔵天井) 「柳井」という町の名前の由来は その柳と井戸は「湘江庵」に現存していました。 姫田川をわたって小高いところに光台寺があります。 光台寺桜門は中国明朝の様式を模したもので独特の風情があります。 国木田独歩散策の地でもあります。 光台寺を少し下ると国木田独歩旧宅があります。 独歩20~22才(明治25~27年)までここですごしました。 門を入ると 柳井川に最初に架けられた宝来橋のたもとには船着場の後をのこす「がんぎ」があり、 当時おおかった火事のため、火よけを祈願した「火伏地蔵」「沖見石灯篭」がが昔のまま、 行き交う人を見守っています。
by yassy127
| 2005-01-19 18:38
| 中国地方
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