気持ちのよい快晴の秋日和を楽しみながら吹屋までドライブしました。
180号ー313号ー33号をたどって迷うことなくたどり着けました。 西江邸 ![]() 江戸時代から300年の間 西江家が守り続けている歴史的文化遺産です。 見学させていただいている時、とてもうれしいことがありました。 現在、この文化遺産や、ベンガラという産業遺産を現在に生かす努力をなさっているご当主とお話しすることができたのです。 とても品格のあるお若いご当主は行政の力を借りないでこの遺産を生かす努力をなさっているご様子でした。 格式ある家のたたずまいもため息の出るような立派なものですが、私はご当主のお人柄にもっと深く感銘を受けました。 広兼邸 ![]() こちらは明治以降の建物ですが、県の管理下にあるようです。
by yassy127
| 2009-10-13 00:16
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Comments(24)
こんばんわぁ^^
青空がとても綺麗ですね! 歴史を感じさせる家の佇まいが立派です。 個人で貴重な文化財を保存されているなんて、素晴らしい事ですね! 民間のチカラは強いと思います。 ↓の黄昏のお写真も素晴らしいですね! >人生の終わりに美しさってあるのだろうか かなり考えさせられたお言葉です・・・(^^;
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なーんだ! yassyさん昨日はこちら方面でしたか。
こんな山深い場所にこんな立派な建造物があるのは かつて銅の産出とベンガラ生産で栄えた吹屋ならこそでしょうね。 西江邸は、今もご自身で守っていらっしゃるのは立派です。
ray_alone1026様 コメントありがとうございました。
西江邸は赤い石州瓦と真っ白い壁、うろこ壁、二層構造の櫓門など並外れた風格です。 櫓門などは大名のお屋敷くらいしか許されなかったそうです。 天領地の大庄屋、代官御用所として、この地の繁栄を支えた由緒あるお屋敷です。 代々西江家が守り続けてこられ、今も住んでおいでです。 御当主さんは新しい「新紅柄」の開発、利用にも取り組んでおられます。 実は倉敷も天領地でした。 その繁栄は大原家のご努力によるところが大きいです。
mhide-mh様 コメントありがとうございました。
そうでした。このあたりがきっと mhide-mhさんのお住まいと話しながら行きました。 吹屋のかつての繁栄は六代目西江兵右衛門さんがろうはを量産化することに成功したからだそうですね。 銀以上の高価な品で巨万の富を築いたそうです。 西江家は広兼家を縁組をしたりしてベンガラ製造にまきこんだそうで、こちらは明治以降の建物なのであの高いたたずまいが許されたそうです。
おはようございます。私も今度備中高梁再発見の第2のコースで、たぶん行くと思います。私もそのようなお話が聞けれたらよいのになあと思います。参考になりました。
ベンガラは高山の古い町並みの格子にも塗られていて、
しいの実の高山の夜という歌の一節に 「♪ 紅柄格子の 軒ばの影に ゆれて咲いてる 恋の白百合 高山の夜・・・」と歌われています。 何処から来たものか?と思ったら吹屋だったのですね。 昔から伝わったものがだんだん忘れ去られる時代となったようですが、 何時かはまた日の目も浴びることと思います。 それまでこの産業も大切に守って欲しいですね。
吹屋を代表する広兼邸、立派な石垣の上に堂々と建っていますね。
それも立派ですが、私はベンガラ格子に渋い赤銅色の石州瓦の町並み、 堂々とした商家の落ち着いた、たたずまいが好きです。 また、もと、銅山で栄え、その坑道も解放されていますね。 ベンガラというと、子供のころ、いなかの近所の家では 柱にベンガラを塗り、それを磨き上げて、アズキ色に 光っていたのを思い出します。
京の町家のべんがら格子 私が住んでいたころはまだ残っていました
雑巾で拭くと赤くなるのですよ べんがらで富を築いた 立派なお屋敷 個人で維持していくことは大変でしょうね いつかぜひ行ってみたいと思います
うさこちゃん様 コメントありがとうございました。
よかった。お役に立てたようですね。 きっと詳しい説明をお聞きになると思います。 百聞は一見に如かずと申します。 うさこちゃんさんのレポート楽しみにしています。
yoas23様 コメントありがとうございました。
ベンガラは耐熱性・耐水性・耐光性・耐酸性・耐アルカリ性のいずれにも優れており、建造物に沢山使われているようですね。 沖縄の首里城の赤色もそのようです。 もともとインドのベンガル地方に産出していたもののようです。 歌の文句にもあるようにベンガラ格子はおもむきがありますね。 高山祭りはこんな粋な町並みのところで行われてきたのですね。
satami1224様 コメントありがとうございました。
行政に頼らないで、代々維持管理されてきたことは頭が下がります。 きっと立派なご先祖様からの誇りと英知と責任感によるものでしょう。 この日はことのほか好天で気持ちよかったですよ。
Rohman様 コメントありがとうございました。
銅山の坑道へ入ることができます。 入り口まで行ったのですが、時間が足りなくなるようなのであきらめました。 吹屋はたしか国指定の重要伝統的建造物群保存地区として選ばれたり、横溝正史の推理小説の「八つ墓村」のロケ地として、昭和52年には渥美清、平成8年には豊川悦司が扮する金田一耕介が訪れなぞ解きに挑戦しました。また、「獄門島」や「裸の大将」などの撮影も行なわれ全国的に知られました。(と書いてありました。) 中学校を改造したラフォーレでランチをいただき、吹屋小学校を通って、町並み散策をしました。(これで何度目かしら?)
西江 晃治様 ご丁寧にコメントをいただきありがとうございました。
昨日は一観光客にご丁寧に接していただき恐縮いたしました。 どなたの説明をお聞きするよりしみ入るものがありました。 お尋ねできてよかったと思っています。 とても幸運な日でした。 豊かな気持ちにしていただきました。 ありがとうございました。
ひーちゃん 様 コメントありがとうございました。
ベンガラは塗料以外にも染料などいろいろに使われてきているようです。 それほどに優れているので用途も多方面にわたっているようです。 今では天然のものより合成されたものが多く使われているのではないでしょうか。
西江邸を訪れた際、私も西江 晃治様に色々と説明していただきました。
”水辺のユニオン”の活動をされて伝統・文化を維持されています。 広大なお屋敷の維持・管理が大変とも言われていました。 ハッピーな秋の一日でしたね~。
nana様 コメントありがとうございました。
nanaさんも西江 晃治とお話ができられたそうでよかったですね。 お忙しい中でよく対応して下さったものと感謝しています。 それにしても多方面でいろいろ活躍されておられるのですね。
私は広兼邸には行きましたが、西江邸には行ってないんですよ。
お若いご当主とお話できて良かったですね。 この立派なお屋敷の管理維持は大変だと思います。 ↓小田川と聞くだけで懐かしさがこみ上げてきます。 人生の終わり 私は「ありがとう」といえたらいいなと常々思っています。
miyakeoriibu様 コメントありがとうございました。
私も初めてでした。 でも行ってよかったと持っています。 300年前の家とは到底感じられないです。 すごく維持管理が行き届いていて、次第に風格を増している感じでした。 「ありがとう」が言える状態の最後は心がけできたいできるでしょうか。 私もせめて感謝を伝えたいと思っていますが。
広兼邸は何度かいったことがあるけど、西江低には行ったことありません。
行ってみたいなぁ。でも御自分でこれだけのものを維持されてるなんてすごいですね。 こんな方がいらっしゃるから次世代の人が当時の面影をかんじることが出来るんですね。
gomaanko様 コメントありがとうございました。
西江邸は家並みとはちょっと離れていますので、私もこれまで行ったことがありませんでした。 300年も管理し続けることは相当な努力だと思います。 ご当主さんも岡山から荷物を引き上げてこちらに帰られたそうです。 立派なおうちの誇りのようなものが感じられました。
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