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大原総一郎
昨日は大原総一郎の百歳の誕生日でした。
この日に会場(倉敷公民館大ホール)は満席の人で埋まりました。
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知っているようで知らない偉大なくらしき人の事を聞くことが出来ました。
すばらしい時間でした。

それぞれの人が語った大原総一郎氏の人物像

和久井康明 クラレ代表取締役会長

先見性、合理性、一流主義の理念の持ち主
世のため、人のため、人のやれないことをやる。
労働者と経営者は共同体である。
社会的貢献に対しての対価としての利益でないといけない。
ビニロンの企業化も原材料は国産の石灰石を使うことで、国民経済に対する貢献を考えた人


猪木武徳氏 国際日本文化センター所長

産学連携、産学協同でビニロンを開発  知性の力を信じた人
ビニロンプラントを中国へ輸出することに尽力した人
企業の社会的責任を説いた人 倫理、道徳、信義を信じて、企業は教育機関としての責任を持っていると考えた人。
私の利益だけでなく、公共の利益を意識すべきと考えた人

高階秀爾氏 大原美術館館長

知性の人、感性の人
新しいコレクションをを増やした。
「美術館は倉庫のようによどんだ
単なる陳列場であるのではなく、
常に生きて成長していかなければならない。」と語った人

大原れいこ氏 総一郎氏長女 倉敷コンサート代表 テレビマンユニオン エグゼクティブプロデューサー

家庭での彼は和服でお茶するときもモーツアルトのレコードをかけていた。
自由・・子供の意思を全面的に尊重した。
ゆるぎなさ・・・・心や物があるべき姿を貫くことを求めた。
鳥の世界(自然のステージで自由に歌う)やモーツアルトの世界とニーチェやベートーベンの世界が反発しあって別のエネルギーを作り出す人

1時間半の意見をうまく要約出来ませんが、家庭人としても企業家としても、非凡な人だったと知りました。
by yassy127 | 2009-07-30 06:57
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